応用情報技術者試験の波形問題を克服!ダイオードと接地の仕組みを解説

こんにちは、おゆかよです。この記事では、応用情報技術者試験に出てくる「出力電圧の波形」について、回路図の読み方のコツをわかりやすく教えるね!

博士!応用情報の過去問を解いてたんだけど、この問題で完全に止まっちゃったの。

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この図2の回路に図1の信号を入れると、答えが「ア」になるらしいんだけど……そもそも回路図の記号が何をしてるのか全然わかんないよ!

やあおゆかよちゃん。確かに、電気回路に馴染みがないと「どっちに電流が流れるの?」って迷うよね。でも大丈夫、この問題は「ダイオードの向き」と「接地(グランド)」の意味さえわかれば、パズルみたいに解けるんだ。

そもそもダイオードって何?

この三角形と棒のマークだよね。これがダイオードなんだっけ?
そうだよ。ダイオードは簡単に言うと「電流を一方通行にする水門」のようなものなんだ。三角形の底辺側(アノード)から、尖った棒がある側(カソード)へは電流を流すけど、逆方向には絶対に通さないんだよ。
図2を見ると……棒が上を向いてる!ってことは、下から上へは流れるけど、上から下へは流れないってことかな?
その通り!素晴らしい洞察だね。次に大事なのが「接地(グランド)」だよ。回路図の下の方にある、三本線のマークだね。これは「ここを基準の0V(ゼロボルト)にしますよ」という約束なんだ。

入力波形を「山」と「谷」に分けて考えよう

図1の入力信号は、0Vを中心に上がったり下がったりしているよね。これをプラスの時(山)とマイナスの時(谷)で分けてシミュレーションしてみよう。

1. 入力がプラス(山)のとき
電圧が0Vより高いから、電流は「上の線」から「下の線(接地)」に向かって流れたい。でも、ダイオードの向きは「下から上」だよね?逆方向だから、電流はダイオードを通れないんだ。すると、電流はそのまま右側の「出力」へ抜けていく。だから入力の形がそのまま出力されるんだ。

2. 入力がマイナス(谷)のとき
今度は上の線の電圧が0Vより低くなる。相対的に「下の線(接地)」の方が電圧が高くなるから、電流は「下から上」へ流れたくなる。ダイオードの向きを見ると……「下から上」だよね!

あ!流れる!ダイオードが開いた(導通した)ってことだね!
正解。ダイオードが導通すると、出力側の線はダイオードを通じて「接地(0V)」と直接つながった状態になる。問題文に「ダイオードの順電圧は0Vとする」とあるから、出力電圧は強制的に0Vに固定されちゃうんだ。

なぜ答えは「ア」なのか?

そっか!まとめると、
・プラスのとき → ダイオードを通れないから「山の波形」がそのまま出る。
・マイナスのとき → ダイオードを通って0Vに吸い込まれるから「まっ平ら(0V)」になる。
この2つを合わせると……「ア」の波形になるんだね!
その通り。このように特定の電圧以上(または以下)を切り取る回路を「クリッパ回路」と呼ぶんだ。今回の場合は、0V以下の負の電圧を削り取ったわけだね。

専門的に言うと、出力電圧 \( V_{out} \) は次のように表せるよ。
・入力 \( V_{in} \ge 0 \) のとき: \( V_{out} = V_{in} \)
・入力 \( V_{in} < 0 \) のとき: \( V_{out} = 0 \) (ダイオードが理想的な場合) 実際の電子回路では、ダイオードにわずかな抵抗や順電圧(約0.7Vなど)があるから完全に0Vにはならないこともあるけど、試験では「理想的(順電圧0V)」として考えるのが一般的だね。

間違えやすいポイントと対策

もしダイオードが上下逆さまだったらどうなるの?
良い質問だね!もし逆だったら、プラスの時に導通して0Vに固定され、マイナスの時に遮断される。つまり「イ」の波形になるんだよ。応用情報ではこういう「逆のパターン」もよく出るから注意が必要だね。

あと、抵抗の役割についても触れておこう。もし抵抗がなかったら、ダイオードが導通した瞬間に大きな電流が流れて回路が壊れてしまう可能性があるんだ。抵抗は「電流の勢いを抑えるブレーキ」として、出力を安定させるために必要なパーツなんだよ。

まとめ

応用情報技術者試験の回路問題は、一見難しそうだけど、実は基礎の積み重ねで解けるよ!
・ダイオードは三角形の向き(アノード→カソード)にしか流れない。
・接地は0Vの基準点
・入力がプラスの時とマイナスの時、それぞれで「電流がどっちに流れたがっているか」を考える。

この3点を意識するだけで、波形問題はもう怖くないはず。おゆかよちゃんも、これでもうこのタイプの問題はバッチリだね!

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