応用情報技術者試験の勉強をしていると、ネットワーク構成のところで必ず出てくる「SAN(Storage Area Network)」。単語は聞いたことがあっても、NASとの違いや、なぜわざわざ専用のネットワークを作るのか、いまいちピンとこない人も多いはず。今回は、ストレージの専門ネットワークであるSANについて、おゆかよと物知り博士と一緒に深掘りしていこう!
SANってなに?普通のネットワークと何が違うの?
おゆかよ博士!「SAN」って最近よく見るけど、要は外付けハードディスクみたいなもん?
物知り博士お、いいところに気づいたね。半分正解だけど、実はもっと「組織的」な仕組みなんだ。SANは「Storage Area Network」の略で、サーバーとストレージ(データを溜める場所)を繋ぐためだけの「専用ネットワーク」のことだよ。
おゆかよ専用ネットワーク?普通のLANじゃダメなの?
物知り博士普通のLANには、メールやWeb閲覧のデータがたくさん流れているでしょ?そこにバカでかいデータベースのバックアップとかを流すと、ネットワークがパンクしちゃうんだ。だから、ストレージ専用の「高速道路」を作るのがSANなんだよ。
SANとNASの決定的な違いは「データの単位」
おゆかよそういえば、NAS(ナス)っていうのもあるよね?あれもネットワークで繋ぐストレージじゃない?
物知り博士鋭いね!応用情報でも一番狙われるポイントだ。
一番の違いはね、データをやり取りする「単位」なんだ。NAS:ファイル単位(「この資料.docxを頂戴!」って頼む感じ)
SAN:ブロック単位(ディスクのセクタを直接いじる超細かい作業)
一番の違いはね、データをやり取りする「単位」なんだ。NAS:ファイル単位(「この資料.docxを頂戴!」って頼む感じ)
SAN:ブロック単位(ディスクのセクタを直接いじる超細かい作業)
おゆかよブロック単位?それって何かメリットあるの?
物知り博士めちゃくちゃあるよ!ブロック単位だと、OSから見たら「あたかも自分のお腹の中に(直接)ハードディスクが刺さっている」ように見えるんだ。だから、高速だしデータベースみたいな重い処理にも向いているんだよ。
FC-SANとIP-SANの違いって?
おゆかよSANにも種類があるって聞いたけど、FCとかIPって何のこと?
物知り博士それは「どんな道(プロトコル)を通るか」の違いだね。1. FC-SAN (Fibre Channel SAN)
光ファイバーを使って、Fibre Channelっていう専用の規格で通信する。超高速で安定してるけど、専用のスイッチとかが必要でコストが高い!
光ファイバーを使って、Fibre Channelっていう専用の規格で通信する。超高速で安定してるけど、専用のスイッチとかが必要でコストが高い!
2. IP-SAN (iSCSIなど)
みんなが普段使ってるEthernet(LANケーブルとか)を使って通信する。FCに比べると安いし、既存の技術が使えるから導入しやすいんだ。
おゆかよなるほど!「速さ重視のFC」と「コスパ・手軽さのIP」ってことだね。試験でもiSCSIって用語はよく出る気がする!
まとめ:試験に出るポイントを整理しよう!
物知り博士最後に、応用情報技術者試験で覚えておくべきポイントをまとめるよ。・SANはブロック単位でデータを送るストレージ専用ネットワーク。
・NASはファイル単位で、既存のLANを共有して使う。
・FC-SANは高速だが高価。プロトコルはFCP。
・IP-SAN(iSCSI)は安価で一般的。TCP/IP上でSCSIコマンドを流す。
・ストレージを統合することで、ディスクの有効活用や集中管理ができるメリットがあるよ。
・NASはファイル単位で、既存のLANを共有して使う。
・FC-SANは高速だが高価。プロトコルはFCP。
・IP-SAN(iSCSI)は安価で一般的。TCP/IP上でSCSIコマンドを流す。
・ストレージを統合することで、ディスクの有効活用や集中管理ができるメリットがあるよ。
おゆかよ博士ありがとう!SANは「お腹の中にあるように見える専用高速道路」ってイメージで覚えるね!
いかがでしたか?SANの仕組みは一見難しそうですが、NASとの比較やプロトコルの違いを押さえるだけで、応用情報技術者試験の問題がぐっと解きやすくなります。しっかりと基礎を固めて、合格を目指しましょう!



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