こんにちは、おゆかよです。
今回は、小2の娘がひとりで安全に帰宅できるため、スマートロック「セサミ5 Pro」と「セサミタッチ Pro」を購入した話をご紹介します。
購入の経緯、セサミを選んだ理由、鍵の形状が一般的でない場合の発注手順、運用時の注意点などをお伝えしていますので、参考になれば幸いです。
購入価格(参考)
- SESAME5 Pro 2台 ¥13,960
- SESAMEタッチ Pro ¥3,980
- 税額 ¥1,794
- 送料 ¥980
- 特殊アダプター 2点 ¥1,199
Amazonや楽天より、CandyHouse公式サイトが断然安かったです。セール期間だった可能性もあるので、購入前には念のため各サイトの価格を確認することをおすすめします。
楽天内 CANDY HOUSEこういう人に読んでほしい
- どのスマートロックを選べばよいか分からない
- 子供がひとりで安全に鍵を開けて家に入れるようにしたい
- 自宅の鍵の形状がスマートロックに対応しているか不安
子供の帰宅時の課題
両親の出社中、娘が家に入れない
通常、わたしがテレワークでない日は、娘は学童に通っています。しかし、時々急な出社が必要となり、娘を預ける先がない場合に娘が自宅に入れず困ってしまいます。まだ小学2年生なので一人で家にいることは避けたいのですが、緊急時には娘が自分で家に入れる手段を整えたいと考えていました。
娘がカギを落とすリスク
娘に物理的な鍵を持たせることも検討しましたが、まだ小さいので鍵を紛失したり置き忘れたりするリスクが高く、不安が残りました。
超、落とすと思う(笑)
スマートロックのメリット
これらの課題を解決するために、スマートロックの導入を検討しました。スマートロックの導入により、以下の利便性と安心感が得られると考えています。
カギを持たなくていい(時短効果)
物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなるため、ドアの前で鍵を探し出して解錠する手間が省けます。特に荷物を持っているときや、スマートフォンのみで外出する際には、持ち物が減り、スムーズに入室できる利点があります。
外出時の持ち物を極限まで減らすことについては、以前記事を書いたので参考にしてください。これに加えて鍵も持たなくてよくなったら最高ですね。
カギを持たなくていい(紛失防止)
娘はまだ小学校低学年なので、鍵を紛失するリスクが高いですが、スマートロックを導入することでその心配が軽減されます。また大人でも鍵をなくす可能性があるため、鍵を持ち歩かないことで安心感が増します。
これらのメリットにより、スマートロックは日常生活の利便性を高め、鍵の管理に伴うストレスを軽減します。
カギを操作した履歴が残る
スマートロックは施錠・解錠の履歴を自動的に記録します。これにより、万が一のハッキング被害や不正侵入が発生した際に有用な情報を得ることができます。また、お子様や高齢のご家族の行動を確認する手段としても役立ちます。
リモートで施錠・解錠ができる(別売のHubが必要)
スマートロックは、スマートフォンによる遠隔操作が可能です。子供に関しては指紋登録しておけばリモートで操作する必要はありませんが、緊急時に第三者に自宅へ入ってもらう際などには便利です。
わが家がスマートロックに求める条件
今回はスマートロックの選定にあたり、以下の条件を重視しました。
物理鍵を持たなくても施錠・解錠できること
スマートロックならどの製品でもこの要件は満たしていますね。
指紋認証が利用できること
暗証番号は他者に知られるリスクがあり、スマートフォンでの操作は高齢の母が使いこなせない可能性があるため、指紋認証が最も利便性が高くセキュアだと考えています。
なるべく安価であること
わが家のドアには2つの鍵が付いているため、スマートロックを2台購入する必要があります。(セサミタッチ Proは1台でOK)そのため、なるべく安い製品を選びたいと考えています。
稼働音が小さいこと
玄関のすぐ近くに主人の寝室があるため、施錠・解錠時の音が小さいほうがうれしいです。
セサミ5 Pro+セサミタッチ Proを選定
SwitchBot ではなくセサミを選んだわけ
SwitchBotとセサミ5を比較したところ、どちらも豊富な機能を備えていましたが、価格についてはダントツでセサミに軍配があがりました。
セサミ5ではなくセサミ5 Proを選んだわけ
セサミ5 Proは、セサミ5に比べて耐久性が高く、稼働音が小さい点が特徴です。特に、玄関近くに寝室があるわが家では、施錠・解錠時の音が小さいことが重要であり、この点からセサミ5 Proを選択しました。
セサミタッチ Proを選んだわけ
セサミタッチは、ICカードやスマートフォン、指紋認証に対応しています。我が家では指紋認証が必須条件であり、セサミタッチはこの要件を満たしています。
さらに、セサミタッチ Proは暗証番号機能も備えており、緊急時に第三者に一時的に鍵を開けてもらう際などに便利であると考え、Proを選択しました。
セサミオープンセンサーを選ばなかったわけ
セサミオープンセンサーはドアが開いているか閉まっているかを検知できます。そしてドアがきちんと閉まっていなかったり、鍵がかかっていない状態が続くとアプリで通知してくれます。また、ドアが閉じたことを検知すると自動で施錠する機能も備わっており、防犯性が向上します。
しかし、小さい子供がそれに慣れてしまうと鍵を閉める習慣が身につかないため、今回は購入を見送りました。
防犯上の観点から、今後購入を検討しても良いと思います。
標準的な鍵(サムターン)の形状ではない時の対応
わが家の鍵(サムターン)は一般的な形ではなかったため、SwitchBotとセサミの公式サイトで対応状況を確認しました。いずれの製品でもほとんどの鍵タイプに適合すると記載があったので、対応の可能性は高いようでした。
セサミの特殊アダプターは3Dプリンタで作成する
セサミでは、特殊な形状のサムターンに対応するためにアダプターを3Dプリンタで作成してくれます。価格も手ごろでした(税込600円)し、早速注文しました。
特殊アダプター発注時の流れ
特殊アダプター発注時には、以下の手順を踏むとスムーズです。
※ 物差し必須です!
- サムターンの写真と動画を送付
メールでサムターンの写真と、施錠・解錠している動画を添付し、アダプター作成可能かを問い合わせる - 作成可能と回答があり次第、アダプターを発注
- 以下の情報をメールで送信する
- サムターンのサイズ(形状によって測定箇所が違います)
- 物差しをあてた写真
- 注文番号
サイズの測定方法はメールでご連絡くださいますが、公式ブログにも説明ページがありましたので参考にしてください。
ちょっと手間はかかりましたが、無事注文完了できました。
リスクと対策
いきなり物理鍵を持つのをやめて本当に大丈夫なのか?心配なことを書きだして、対策を考えました。
電池切れや機器不良による動作停止
公式サイトで確認すると、セサミ5の電池寿命は1年以上とされています。しかし、電池残量が少なくなった際のスマートフォンへの通知機能は「今後搭載予定」とされていて、未だ実装されていない?ようでした。
電池切れ以外でも、機器不良などがあるかもしれません。対策としては以下の2点を考えました。
- 1年に1回、定期的に電池交換するリマインダーを設定する
- 近くの親戚に物理的な鍵を預ける
ハッキング
皆無とは言いませんが、かなり確率は低いと思います。対策としては以下の3点を考えました。
- セキュリティパッチの更新通知がきたらこまめに更新する
- 暗証番号は第三者に知らせない(子供にも知らせない)
- やむを得ず暗証番号を第三者に知らせた場合は、使用後すみやかに暗証番号を変更する
まとめ
セサミ5 Proとセサミタッチ Proの導入により、物理的な鍵を持ち歩く必要がなくなり、指紋認証や暗証番号での解錠が可能となります。これにより、子供の帰宅時の安全性が向上し、急な外出時にも柔軟に対応できます。
自分も鍵を持たなくてよくなるのはワクワクします。^^
今日、商品が到着予定なので、使用感はあらためてレビューしますね。
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