小学3年生でスマホデビュー!iPhoneフィルタリング編

育児

こんにちは、おゆかよです。
前回までの記事では、娘のスマホデビューに向けたスマホ選びや携帯キャリアプラン、フィルタリングサービスの必要性について書きました。今回は、iPhoneのペアレンタルコントロールを使って未成年向けのフィルタリング設定を行う方法をご紹介します。

お子さんにスマホを持たせる予定の方の参考になればうれしいです!^^

前回の記事:

フィルタリング設定の目的

iPhoneには青少年を保護するために多くの設定がありますが、すべての機能を細かく把握して設定するのは大変なので、目的ベースで考えることにしました。設定の目的は以下の4つです。

✅ 1GB以上のモバイルデータ通信を行えないようにする(課金防止)
✅ 外出先でゲームやネットサーフィンを制限する(課金防止)
✅ アプリのダウンロードを制限する
✅ 成人向けコンテンツなど不適切なコンテンツを表示しない
✅ 長時間の利用を制限する(使いすぎ防止)
画面を近くで見ることを防止する(Face ID対応機種のみ可能)
第三者とつながることを制限する

これらの目的を達成するために、一つずつ設定をしていきます。

1GB以上のモバイルデータ通信を行えないようにする(課金防止)

結論から伝えると、日本通信のプランでデータ量の上限を1GBに設定したため、1GBを超えると低速通信になり追加課金の心配はありませんでした。さらに、iPhoneの省データモードを有効にすることでデータの節約が可能だと知り、設定しました。

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」をタップ
  3. 「通信のオプション」を選択
  4. 「データモード」から「省データモード」をオン

これにより、自動アップデートやバックグラウンド通信が制限され、無駄なデータ消費を抑えられます。

外出先でゲームやネットサーフィンを制限する(課金防止)

iPhoneのファミリー共有設定を活用すると、子どもが勝手にアプリをインストールできないように設定することができました。

■設定方法:

  1. 親のiPhoneで「設定」を開く
  2. 自分の名前をタップし、「ファミリー」を選択
  3. 子どもの名前をタップし、「承認と購入のリクエスト」を選択
  4. 「購入に対して承認を必要とする」をオン

これにより、子どもがアプリをダウンロードしようとすると、親にリクエストが届き、許可しないとインストールできなくなります。わたしの場合は、娘のiPhoneの初期設定時にすでに設定済みでした。

外出先でゲームやネットサーフィンを制限する(データ節約)

① ゲームアプリのモバイルデータ通信をオフにする

Wi-Fi接続時のみゲームが動作するようにし、外出先では使えないように設定します。

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」をタップ
  3. 画面を下にスクロールし、制限したいアプリを探す
    ⚠️注意⚠️ インストールされているアプリはWiFiを切った状態で一度だけ操作することをおすすめします。(マップやポッドキャストなどプリインストールされているアプリも含む)
    各アプリはモバイルデータ通信を使用するまで一覧に表示されないようです。わたしもインストールしたLINEが一覧に表示されなくて焦りましたが、WiFiを切ってLINEを起動し、一度だけメッセージを送ると表示されるようになりました。
  4. アプリのスイッチをオフにする

わたしの場合、「設定」アプリと「天気」アプリ以外はすべてオフにしました。

② 上記で行ったモバイル通信の設定を勝手に変更できないようにする

子どもが勝手にモバイルデータ通信の設定を変更できないよう、スクリーンタイム機能で制限します。

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「変更を許可しない」セクションの「モバイルデータ通信」で「許可しない」を選択

これで、子どもがモバイルデータ通信の設定を変更できなくなります。パスコードを子どもに知られないように気をつけましょう!

成人向けコンテンツなど不適切なコンテンツを表示しない

子どもが不適切なコンテンツにアクセスしないよう、iPhoneのスクリーンタイム機能を使って制限します。

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「App Store、メディア、Web、およびゲーム」をタップ
  5. 以下の設定を行う
    • 「Webコンテンツ」 → 「成人向けWebサイトを制限」
    • 「アプリ」 → 年齢制限を設定(例:「12+」)
      この設定によって、アプリによっては使えなくなるものが出てきます。たとえば4+の場合、LINEやYouTubeが使えませんでした。お子さんに使わせる予定のアプリの対応年齢をあらかじめご確認しておくことをおすすめします。
    • 「ミュージック、ポッドキャスト、News、フィットネス」 → 「不適切な内容を含まない」をオン
    • 「映画」「テレビ番組」 → 適切なレーティングを選択

この設定をすることで、成人向けコンテンツや暴力的な表現を含むコンテンツを閲覧するリスクを減らすことができます。

長時間の利用を制限する(使いすぎ防止)

アプリでできることは限られているので、ご家庭の事情によってルールと併用になると思いますが、できることを以下にまとめました。

使えない時間帯を設定する

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「休止時間」→ 使えない時間帯を設定(例:20:00〜翌朝7:00)

アプリごとに使用時間を設定する

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「アプリ使用時間の制限」→ アプリごとに時間制限(例:YouTubeは1日30分)

画面を近くで見ることを防止する(Face ID対応機種のみ可能)

iPhoneのスクリーンタイムを利用すれば、画面に近づきすぎる(30cmよりも近づく)と警告が出る機能もありました!が、Face ID対応機種のみの設定で、iPhone SEは未対応でした。残念!設定方法は下記に置いておきますね。

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「画面との距離」を選択
  4. 「画面との距離」をオンにする
  5. 「続ける」をタップし、設定を完了

第三者とつながることを制限する

娘の場合、LINEの使用はまだ許可しないので、心配なのは連絡先くらいです。下記の設定で、連絡先を勝手に変更できないように設定ができました。

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「連絡先」をタップ
  5. 「変更を許可しない」を選択する

また、連絡先に登録された人以外とは通信/通話ができないように制限することもできました。この設定で、電話、FaceTime、メッセージに適用されるようです。

■設定方法:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コミュニケーションの制限」をタップ
  4. 「休止時間外」をタップ
  5. 制限したい範囲を選択する
  6. 「休止時間中」についても同様に設定する

まとめ

今回は、小学3年生のスマホデビューに向けたiPhoneのフィルタリング設定についてご紹介しました。
ポイントをまとめると…

✅ データ使用を1GB以下に抑えるため、省データモードをオン
✅ アプリの勝手なダウンロードを防ぐため、ファミリー共有で承認制にする
✅ 外出先でゲームやネットサーフィンをしないよう、モバイルデータ通信を制限
✅ 成人向けコンテンツをブロックするため、スクリーンタイムを活用
✅ 長時間の利用を制限するため、スクリーンタイムを活用
画面を近くで見ることを防止するために、スクリーンタイムを活用
第三者とつながることを制限するために、スクリーンタイムを活用

これらの設定を組み合わせることで、子どもが安全にスマホを使える環境を整え、お子さんの安心・安全なスマホライフをサポートすることができます。

次回の記事:

コメント

タイトルとURLをコピーしました