応用情報技術者試験の勉強、お疲れ様です!この試験は覚えることがたくさんで、時々「これ、何の役に立つのかな?」なんて思うこともあるよね。でも、一つ一つの知識がITの土台を支えているんだ。
今回は、そんな土台の中でも特に重要で、応用情報技術者試験でも頻繁に出題される「NAND素子(ナンドそし)」について、物知り博士と一緒に見ていこう!「NANDって何かの略?」って思った人もいるんじゃないかな?大丈夫、わかりやすく解説するね!
NAND素子ってそもそも何?
NAND素子は、コンピューターの電子回路の最小単位である「論理ゲート」の一つだよ。デジタル回路は、0と1の信号を使って情報を処理するんだけど、この0と1の組み合わせによって、「ある条件が満たされたらこうする」という判断をするのが論理ゲートなんだ。
NANDは「NOT AND(ノット・アンド)」の略。つまり、「ANDじゃない」ってことなんだ。AND素子の出力(結果)をひっくり返したものがNANDだと思ってもらえればOKだよ。
NAND素子を、「両方の条件がそろったら、逆に動かない」スイッチみたいなものだと思ってごらん。例えば、冷蔵庫の中に「牛乳」と「卵」があるとしようか。
NAND素子の場合は「牛乳と卵、両方あったら、買い物リストに加えない(出力が0)」。
つまり、どちらか一方でもなかったら、または両方なかったら、「買い物リストに加える(出力が1)」という動きをするんだ。
入力が両方「真(True/1)」の時だけ出力が「偽(False/0)」になるってことだね。
NAND素子の真理値表を見てみよう
論理回路を理解する上で欠かせないのが「真理値表」だよ。これは、入力の組み合わせに対して、出力がどうなるかを示したものなんだ。
NAND素子
| 入力A | 入力B | 出力Y |
|---|---|---|
| 0 | 0 | 1 |
| 0 | 1 | 1 |
| 1 | 0 | 1 |
| 1 | 1 | 0 |
どうかな?入力AとBが両方とも1のときだけ、出力が0になることがわかるよね。それ以外の組み合わせでは、出力は常に1になるんだ。
NAND素子だけでAND・OR・NOT素子を作る方法
NAND素子が「万能」と言われる理由は、たったこれだけの素子で、すべての基本的な論理ゲートを構成できるからなんだ。コンピューターの回路はたくさんの論理ゲートの組み合わせでできているから、万能ゲートがあると回路設計がシンプルになるってわけだね。
1. NOT素子を作る(反転させる)
NAND素子の2つの入力を両方とも同じ入力につなげると、NOT素子として機能するよ。
| 入力A | 入力A(もう一方の入力) | NAND出力(NOT A) |
|---|---|---|
| 0 | 0 | 1 |
| 1 | 1 | 0 |
入力Aが0なら出力は1、入力Aが1なら出力は0。まさにNOT素子だね!
2. AND素子を作る
AND素子は「NOT AND」をもう一度NOTすればいいんだ。NAND素子の出力に、さらにNOT素子(NAND素子で代用)を繋げるとAND素子になるよ。
| 入力A | 入力B | NAND出力 | NAND出力のNOT(AND出力) |
|---|---|---|---|
| 0 | 0 | 1 | 0 |
| 0 | 1 | 1 | 0 |
| 1 | 0 | 1 | 0 |
| 1 | 1 | 0 | 1 |
入力AとBが両方1のときだけ、出力が1になったね!これはAND素子と全く同じ結果だよ。
3. OR素子を作る
これは少し難しいんだけど、「ド・モルガンの法則」っていうのを使うとNAND素子でOR素子も作れちゃうんだ。詳しく説明すると長くなっちゃうから、今は「入力Aと入力BをそれぞれNOTして、それをNAND素子に入れるとOR素子になる」って覚えておこう。(これを「負論理OR」と呼ぶこともあるよ。)
| 入力A | 入力B | NOT A | NOT B | (NOT A) NAND (NOT B) (OR出力) |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 0 | 1 | 1 | 0 |
| 0 | 1 | 1 | 0 | 1 |
| 1 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 1 | 1 | 0 | 0 | 1 |
どうかな?入力AかBのどちらか一方でも1であれば、出力が1になったね!これはOR素子と全く同じ結果だよ。
応用情報技術者試験でNAND素子はなんで大事なの?
NAND素子が応用情報技術者試験でよく出題されるのには、いくつかの理由があるんだ。
- 論理回路の基本知識の確認: NAND素子を理解しているかどうかで、論理回路の基本的な考え方が身についているかがわかるから。
- 応用力の有無: NAND素子を使って他の論理ゲート(AND, OR, NOT)を構成できる知識は、応用力を試すのに最適だからだよ。
- ド・モルガンの法則の理解: NAND素子を使った回路は、ド・モルガンの法則と深く関係していて、この法則の理解度も問われることがあるんだ。
つまり、NAND素子をしっかり理解しておくことは、応用情報技術者試験の論理回路分野を攻略する上で、避けては通れない最重要テーマってことなんだ!
まとめ
どうだったかな、NAND素子。「NOT AND」の略で、入力が両方1のときだけ出力が0になる論理ゲートだったね。
そして何よりも、NAND素子だけでAND、OR、NOTのすべての論理ゲートを作れる「万能ゲート」だってことが一番のポイントだ!このおかげで、今の複雑なコンピューターが効率よく作られているんだ、って想像すると、ちょっとワクワクしない?
応用情報技術者試験では、NAND素子の真理値表はもちろん、NAND素子だけで他の基本ゲートを構成する方法が問われたりするから、しっかり理解して、過去問でも実践してみてほしいな。最初は難しく感じるかもしれないけど、一つずつ着実に理解を深めていけば、きっと大丈夫だよ!応援してるからね!




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