対話式で記憶に残る応用情報:ベイズの定理

応用情報技術者試験

無事Ankiもダウンロードできて、応用情報技術者試験の過去問デッキも取り込めて、いざ問題を解こうと思ったら、1問目でもう何のことやら?:

ベイズの定理について、ChatGPTと対話しながら詳しく教えてもらいました。公式は置いといて、どういうものか?はわかりました。実際の例を用いてベイズの定理を説明してくれたのがわかりやすかったです。

わたし
わたし

今から応用情報技術者試験の問題を出しますね。
この会話では、シンプルに1行で返事をしてほしいです。あなたの回答はいつも長いからね。

ChatGPT
ChatGPT

了解しました。シンプルに回答しますね。

わたし
わたし

問題

複数の袋からそれぞれ白と赤の玉を幾つかずつ取り出すとき,ベイズの定理を利用して事後確率を求める場合はどれか。
ア:ある袋から取り出した二つの玉の色が同じと推定することができる確率を求める場合
イ:異なる袋から取り出した玉が同じ色であると推定することができる確率を求める場合
ウ:玉を一つ取り出すために,ある袋が選ばれると推定することができる確率を求める場合
エ:取り出した玉の色から,どの袋から取り出されたのかを推定するための確率を求める場合

ChatGPT
ChatGPT

エ:取り出した玉の色から,どの袋から取り出されたのかを推定するための確率を求める場合

わたし
わたし

そうなんですね。ほんとにシンプルですね。笑

ChatGPT
ChatGPT

ありがとうございます。シンプルにお答えしました!

わたし
わたし

それだけではわからないことが多いので、少し掘り下げて聞きますね。
まず、ベイズの定理とはなんですか?

ChatGPT
ChatGPT

ベイズの定理とは、ある事象が起こったときに、別の関連する事象が起こる確率を求めるための公式です。具体的には、事後確率を事前確率と条件付き確率を用いて計算します。

わたし
わたし

「事後確率」を求めるのがベイズの定理なのですね。今回の問題の中で言うと、「事後確率」とは何を指しているのですか?

ChatGPT
ChatGPT

今回の問題での「事後確率」は、取り出した玉の色から、どの袋から取り出されたのかを推定するための確率を指します。

わたし
わたし

なるほど。もし赤だったら、こっちの袋である可能性が〇%、みたいなことですか?

ChatGPT
ChatGPT

はい、その通りです。例えば、赤い玉を取り出したときに、それがどの袋から取り出されたのかの確率を計算することです。

わたし
わたし

では、もう少し聞いてみます。ほかにもChatGPTが「事前確率」「条件付き確率」というワードを言われてましたね。まず事前確率とはなんですか?

ChatGPT
ChatGPT

事前確率とは、ある事象が起こる前に既に持っている確率のことです。例えば、袋の中に白と赤の玉が何個ずつ入っているかという情報に基づく確率です。

わたし
わたし

問題の中では、赤の玉と白の玉が何個ずつ入っているかは記載されていませんでしたが、もしそれがわかっていれば事前確率になるということですね。

ChatGPT
ChatGPT

はい、その通りです。袋の中に入っている赤と白の玉の割合が事前確率になります。例えば、袋Aには赤い玉が70%、袋Bには赤い玉が30%といった情報が事前確率です。

わたし
わたし

たとえば、正確に赤い球が袋に何個入っているかわからないとしても、何度かランダムに取りだしてみたら確率から近似値はわかりますよね?それは「事前確率」になりますか?

ChatGPT
ChatGPT

はい、そうです。何度かランダムに玉を取り出して、その結果から袋の中の玉の割合を推定することで近似的な事前確率を得ることができます。この近似値も事前確率として利用できます。

わたし
わたし

ほう。ありがとうございます。では続いて「条件付き確率」も何かを教えてください。

ChatGPT
ChatGPT

条件付き確率とは、ある事象が起こったという条件の下で、別の事象が起こる確率のことです。例えば、特定の袋から玉を取り出したときに、その玉が赤である確率が条件付き確率です。

わたし
わたし

ちょっとまってください。条件付き確率と、事後確率の違いがわからなくなりました。

ChatGPT
ChatGPT

分かりやすく説明しますね。

  • 条件付き確率は、特定の条件が既に起こっている場合に、別の事象が起こる確率です。例えば、「袋Aから玉を取り出したときに、その玉が赤である確率」が条件付き確率です。これは、袋Aから取り出すことが条件となっています。
  • 事後確率は、観察された結果に基づいて、ある仮定が正しい確率を求めるものです。例えば、「赤い玉を取り出したとき、それが袋Aから取り出された確率」が事後確率です。これは、赤い玉を取り出したという観察に基づいて、袋Aから取り出された確率を求めるものです。

ベイズの定理を使って、事前確率と条件付き確率から事後確率を計算することができます。

わたし
わたし

ますますわからなくなったので、問題にある例と、具体的な数値の例を使って説明してくれませんか?

ChatGPT
ChatGPT

具体的な例を使って説明します。

問題の例

袋Aと袋Bがあります。

  • 袋Aには赤い玉が3個、白い玉が2個入っています。
  • 袋Bには赤い玉が1個、白い玉が4個入っています。

この中から1つの袋を選んで、その袋から玉を1つ取り出したとします。その取り出した玉が赤だった場合、その玉がどの袋から取り出されたのかを推定する確率を求める、という問題です。

用語の説明

  1. 事前確率
  • どの袋を選ぶかの確率です。例えば、袋Aも袋Bも選ぶ確率が50%とします。
    • 袋Aを選ぶ事前確率:0.5
    • 袋Bを選ぶ事前確率:0.5
  1. 条件付き確率
  • 袋Aから赤い玉を取り出す確率:
    • 袋Aには赤い玉が3個、白い玉が2個あるので、赤い玉を取り出す確率は3/(3+2) = 0.6
  • 袋Bから赤い玉を取り出す確率:
    • 袋Bには赤い玉が1個、白い玉が4個あるので、赤い玉を取り出す確率は1/(1+4) = 0.2
  1. 事後確率
  • 赤い玉を取り出したとき、それが袋Aから取り出された確率を求めます。
  • ベイズの定理を使います。

ベイズの定理

\([ P(A|赤) = \frac{P(赤|A) \cdot P(A)}{P(赤)} ] \)

ここで、

  • \(( P(A|赤) ) \) は事後確率、赤い玉が袋Aから取り出された確率です。
  • \(( P(赤|A) ) \) は条件付き確率、袋Aから赤い玉を取り出す確率です。
  • \(( P(A) ) \) は事前確率、袋Aを選ぶ確率です。
  • \(( P(赤) ) \) は全体の赤い玉を取り出す確率です。

まず、全体の赤い玉を取り出す確率 ( P(赤) ) を求めます:
\([ P(赤) = P(赤|A) \cdot P(A) + P(赤|B) \cdot P(B) ] \)
\([ P(赤) = 0.6 \cdot 0.5 + 0.2 \cdot 0.5 = 0.3 + 0.1 = 0.4 ] \)

次に、事後確率を計算します:
\([ P(A|赤) = \frac{0.6 \cdot 0.5}{0.4} = \frac{0.3}{0.4} = 0.75 ] \)

つまり、赤い玉を取り出したとき、それが袋Aから取り出された確率は75%です。

わたし
わたし

よくわかりました!
でも、ということは、最初の方で教えてくれた「事前確率とは袋の中に白と赤の玉が何個ずつ入っているかという情報に基づく確率である」というのは間違ってませんか?

ChatGPT
ChatGPT

おっしゃる通りです。私の説明に誤りがありました。正確には、事前確率は「袋が選ばれる確率」のことを指します。袋の中に白と赤の玉が何個ずつ入っているかという情報は、条件付き確率に関連するものです。

正しくは:

  • 事前確率:袋Aまたは袋Bが選ばれる確率。
  • 条件付き確率:選ばれた袋から赤い玉(または白い玉)が取り出される確率。

訂正とご理解いただき、ありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました