応用情報技術者試験で差をつける!クロスコンパイラを初心者向けに解説

応用情報技術者試験って、難しい言葉がたくさん出てくるよね。中でも「クロスコンパイラ」って何だか複雑そうに見えるけど、実は私たちの身近なところで大活躍している技術なんだ。今回は、そんなクロスコンパイラの秘密を、物知り博士と一緒に分かりやすく解き明かしていこう!

おゆかよ
おゆかよ博士〜!応用情報技術者試験の勉強してたら、「クロスコンパイラ」って言葉が出てきたんだけど、これって一体何?名前からして、なんか複雑そうなんだけど…。
物知り博士
物知り博士いい質問だね、おゆかよ!クロスコンパイラは、ソフトウェア開発、特に組込みシステムの世界ではめちゃくちゃ重要な技術なんだ。簡単に言うと、「普段使ってるパソコンとは違う種類のコンピューター用のプログラムを作る道具」のことだよ。

クロスコンパイラって何?具体的にどういうこと?

おゆかよ
おゆかよ違う種類のコンピューター用?うーん、ピンと来ないなぁ。いつも私がパソコンで作ったプログラムは、そのままパソコンで動くじゃん?それと何が違うの?
物知り博士
物知り博士いいところに気づいたね!おゆかよが言ってるのは、いわゆる「ネイティブコンパイラ」のことだよ。ネイティブコンパイラは、プログラムを作るコンピューター(開発機)と、そのプログラムを動かすコンピューター(実行機)が同じ種類のときに使うんだ。

例えば、WindowsパソコンでC++のプログラムを作って、それをWindowsパソコンで動かすのがネイティブコンパイラの仕事だね。

おゆかよ
おゆかよなるほど!じゃあ、クロスコンパイラはその逆ってこと?
物知り博士
物知り博士そう、まさにその通り!クロスコンパイラは、開発機(ホスト)と実行機(ターゲット)のCPUの種類やOSが違う場合に使うコンパイラなんだ。例えば、Windowsパソコンで、スマホのAndroidで動くアプリを開発するときなんかは、クロスコンパイラの出番だね。

自動車のエンジン制御装置とか、洗濯機みたいな家電の中に入ってる小さいコンピューター(これらを「組込みシステム」って呼ぶんだ)のプログラムを作るときにも、ほとんどクロスコンパイラが使われるよ。

【図解】ネイティブコンパイラとクロスコンパイラの比較

【図解】ネイティブコンパイラとクロスコンパイラの比較

ネイティブコンパイラとクロスコンパイラ、何が違うの?

おゆかよ
おゆかよなるほど!じゃあ、パソコンでスマホのアプリを作るのがクロスコンパイラなんだね。でも、なんでそんなややこしいことするの?同じ種類にしちゃえば楽なのに〜。
物知り博士
物知り博士ははは、そうだよね。でもね、そうするのにはちゃんとした理由があるんだ。考えてみて。スマホって小さいし、バッテリーで動くし、開発するためには高性能なパソコンにかなわないよね?

組込みシステムなんて、もっと顕著だよ。CPUの性能が低かったり、メモリが少なかったり、画面がなかったりするから、それ自体で快適に開発作業をするのはまず無理なんだ。だから、開発はパワフルなパソコンで効率的に行い、できたプログラムだけを小さい実行機に持っていく、というスタイルが確立されたんだね。

項目 ネイティブコンパイラ クロスコンパイラ
開発を行う環境 開発機 = 実行機 開発機 ≠ 実行機
CPUアーキテクチャ 同じ 異なることが多い
主な用途 OS上のアプリケーション開発 組込みシステム、OS開発、異なるプラットフォーム向け開発
メリット 開発が直感的で、テストが簡単 開発効率が高い、ターゲットシステムの制約を受けず開発可能
おゆかよ
おゆかよなるほど!スマホとか家電の中のコンピューターって、ものすごく小さいもんね。そこで開発するなんて無理だ!クロスコンパイラがなかったら、どうやって作ってたんだろう…。
物知り博士
物知り博士そうだね。クロスコンパイラは、もう現代の組込みシステム開発には欠かせない存在なんだ。開発現場では、常にクロスコンパイラを使って、ターゲット機器に合わせた効率的なプログラミングが行われているよ。

クロスコンパイラ開発の一般的な流れ

おゆかよ
おゆかよじゃあ、具体的にクロスコンパイラを使ってプログラムを作るのって、どんな流れになるの?
物知り博士
物知り博士うん、基本的な流れは以下の通りだよ。これも応用情報技術者試験でよく問われるポイントだから、しっかり覚えておこう!
  1. ソースコードの作成:開発用のPC(ホスト)で、C言語やC++などのプログラムをゴリゴリ書くよ。
  2. クロスコンパイル:書いたソースコードを、ターゲットとなる機器のCPUが理解できる機械語(バイナリコード)に変換するんだ。この変換をクロスコンパイラが担当するわけだね。
  3. ターゲットへの転送:生成されたバイナリコード(実行ファイル)を、USBケーブルやネットワーク、フラッシュメモリなどを使って、ターゲット機器(スマホや組込みボードなど)に送るよ。
  4. ターゲット上での実行・デバッグ:転送したプログラムをターゲット機器で動かしてみて、ちゃんと意図通りに動くか、バグはないかを確認するんだ。この時、ターゲット機器と開発機を接続して、デバッガを使って内部の動きを調べたりすることもあるよ。
【図解】クロスコンパイラ開発のワークフロー

【図解】クロスコンパイラ開発のワークフロー

おゆかよ
おゆかよなるほど!開発するパソコンと、動かす機械が別々だから、転送する手間が増えるんだね。でも、デバッグとかも直接できるのは便利そう!

応用情報技術者試験での重要ポイント

物知り博士
物知り博士応用情報技術者試験では、クロスコンパイラの基本的な概念と、ネイティブコンパイラとの違い、そして組込みシステム開発におけるその役割を理解しているかが問われることが多いよ。

特に、

  • ホスト環境とターゲット環境が異なること
  • 異なるCPUアーキテクチャやOSに対応したコードを生成すること
  • 組込みシステムやOS開発で利用されること

この辺りがキーワードになるから、しっかり頭に入れておこうね!

まとめ

クロスコンパイラ、ちょっと難しそうに見えたけど、実は私たちの生活を支える色々な機器の裏側で活躍している、とっても重要な技術だと分かったかな?

  • クロスコンパイラ:開発するコンピューターと、プログラムを動かすコンピューターが異なる種類のときに使うコンパイラ。
  • ネイティブコンパイラ:開発するコンピューターと、プログラムを動かすコンピューターが同じ種類のときに使うコンパイラ。
  • クロスコンパイラが使われる主な理由は、組込みシステムのように実行環境が開発に適さない場合に、高性能な開発環境で効率よくプログラムを作るため。

これで応用情報技術者試験の問題もバッチリだね!これからも色々な技術について一緒に学んでいこう!

参考URL


【博士のおすすめアイテム】

組込みソフトウェア開発入門

▶ Amazonでチェックする

コメント

タイトルとURLをコピーしました